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day in, day out

かたづけとおしゃれのブログ

初夏と反骨精神のための基本の精油3種 

 アロマテラピーと言えば芳香浴のイメージがあるかもしれないが、精油は大体の使い方を覚えればより実用的なものとして1年を通じて役に立つ。ペパーミント、ラヴェンダー、ゼラニウムはその基本セットとも言えるが、この時期に特に活躍する3本でもある。

 

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ミントが無くなって近場の無印で買ったその1本も残り少ない。

 

  • ペパーミント

ミントの清涼感は、皮膚の温度センサーがメントールに反応してしまうことと関連がある。つまり受容器官である皮膚が勘違いした情報を脳みそに送って、脳の方も涼しくなったと信じ込んでいるわけ。お風呂にハッカ油(これは日本原産のミントを使った精油)を入れるとアフターバスの汗を抑えられるからくりはここにある。

ペパーミントは抗菌効果が高く、O-157の殺菌もできるので、消毒用アルコールにブレンドして使っている(0.04%以上で効果がある)。食器用洗剤にも数滴足して使っているが、洗い流すと食器に香りは残らない。

防虫効果は意外と薄いが、何と言っても清涼感が高温多湿の季節にぴったりだ。掃除機のフィルターに垂らせば排気すら爽やか、鉢植えも育てれば自宅でモヒートも楽しめる。

 

  • ラヴェンダー

抗菌、抗真菌、抗炎症、癒傷などの効果が知られていて、精油を1本だけ持つならこれ! というアロマテラピー界のスーパースター。

他の精油ではできない「直接肌につける」ことがラヴェンダーには許されている。抗炎症効果があって傷や火傷の手当に直接塗布して良い。この時期は虫刺されの部位にもちょこっと塗る。

ラヴェンダーの香りを嗅ぐとタイムトラベルしちゃう人もいるみたいだが、わたしはこの香りを嗅ぐと穏やかな自信とやる気がゆっくりと体の奥から湧き出る気がする。五月病や湿度が高くなる夏、少しくつろいだ香りが欲しい時にもってこいだ。ミントとブレンドするとユニセックスなフレグランスとして悪くない。電車での悪臭対策にハンカチに一滴づつ垂らしておくと移動中の気も楽になる。

 

ミントもラヴェンダーもメーカーによって少しづつ香りが違うのだが、ゼラニウムは特に違っている。主要芳香成分の構成のわずかな違いによってによってフローラルに寄ったり、ハーブに寄ったりするのだろう。個人的には紅茶っぽい香りのゼラニウムが好き。

塩や重曹あるいは余った保冷剤のゲルを基材にして精油を垂らして消臭・芳香剤になる。ゼラニウムは蚊とコバエに効果があるなと実感しているからキッチンやリビング用のベースに使う。2〜3滴たらせば充分だ。

アルコールと水とゼラニウム精油で作った蚊除けスプレーは犬の散歩に重宝しているが、夫(モヒカン)は濃度が低いとたまに刺されている。さらなるブレンドの研究が必要なのかも。スプレーも消臭芳香剤もゼラニウムベースの時はミントやユーカリをブレンドするのが好みだが、効果は夫(モヒカン)の様子を見てデータをとることとしたい。

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衛生が気になる季節だけど、そのために必要以上にコマーシャルに踊らされるのはまっぴら。ミントで除菌して、ゼラニウムで蚊を防ぎ、刺されてしまえばラヴェンダーを塗る。気分だけでなく効果的で、全能ではないが小さな反骨精神を助けてくれる。可憐でありつつもパンクス的DIY精神とも親和性が高いのが精油なのだ。

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※詳しい使用方法は販売店のガイドや専門書を参考になさってください