day in, day out

かたづけとおしゃれのブログ

捨てる以外の別れ方がいい

靴を10足ほど処分した。VANSのスリッポン、フリンジのついたムートンブーツ、ガラス革のダークブラウンのブーティ、スポーツサンダル、グレーのブーティ、ヒールストラップのアイボリーのカットワークパンプスetc。履きにくかったもの、さすがにボロいなというものなど。片付けブログとしては写真を残してUPするべきなのかもしれないが、撮っていない。

 

そろそろかな、と思ったら手入れをする。靴自体が好きなので、手入れ自体も嫌いではない方だ。手入れをしている最中に「まだいける」「これはさすがに…」という判断と覚悟ができる。ムートンブーツで有名なブランドのブーツのインソールの汚れを取ろうとしたら剥がれてしまった。アッパーもソールも限界近い様子だったので役所の皮革回収の日に出すとして、インソールをどうするか。

 

洋服なんかは型崩れするので絶対にやめた方がいいのだが、ムートン自体は実は手洗いできる。ウールを洗う時に使っているおしゃれ着洗剤で優しく洗うとペタンコになっていたシープスキンがふんわりと生き返った。

 

いつも買っているバレエシューズと同じ木型だという物を通販で購入したらどうもサイズ感が違ってカパカパする靴があるので、このインソールを入れてみた。わーお、ふかふかだしピッタリだ! 足首も出したいけど花冷えのする4月の夜にはぴったりだった。シープスキンは通気性が良いのであまり蒸れない。もう少し暖かくなるまで大丈夫だろう。

 

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処分かな、と思った時には手入れをするのがいい。これはなんというか、もしかしてそろそろ終わりかなと感じる恋人とする性行為に似ている気がする。やっぱ違うと思ったら別れる方がいい。恋人を捨てるのは、捨てられるのと同じように辛い。物の処分もエネルギーが要る。物を持つことには責任が伴うから。気に入っていないと気づいたら誰かの手元へ、気に入ったものは最後まで看取るつもりで使い尽くしたい。