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day in, day out

かたづけとおしゃれのブログ

66本のハンガー

今年の春はファッションアイテムをたくさん処分した。その時に気をつけたことは大きくふたつある。ひとつめは『セコくならないこと』である。

前にも書いたが、うちはあんまりお金持ちではなかった。そのような中でも父は「気高く生きなさい」と小学生の娘に言い聞かせていて、娘としても異存はなかった。とはいえ、小遣いは絶望的に少なく始末が必要だった。お金を使わないで思春期を過ごしたことは悪くない部分もあるが、始末とセコいの境目は深く狭く、子供には容易ではなかった。

 

さて、クロゼットを整理してみると見て見ぬ振りをしていたことの多さに気づくが、特に目立ったのはバラバラのハンガーだ。形も素材も入り乱れている。不揃いのハンガーがクロゼットを雑然と見せているのはわかっていたが、全部買い換えると高くつくことにも薄々気づいていた。セコさが買替えを阻んでいたのだ。しかし、時は来た(橋本真也)。

クロゼット整理の仕上げはハンガーを揃えることだ。

最初に買ったのは無印良品のレッドシダーハンガーの薄型タイプの3本セットである。使い勝手を見たくて買ったその3本ががイマイチだったらそどうするの?という心の声が五月蝿い。しかしそれは杞憂で、カジュアルアウターやシャツハンガーとしては男性用にも充分使えることがわかり、さらに憧れの「30本まとめ買い」に手を出した。

 

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ほぼ全部のハンガーを処分したが、色とボロさ具合が好きで残したものが1本だけある。

 

33着の洋服を33本の古いハンガーから外して33本の新しいハンガーに取り替えていく。そこで再びそれぞれの洋服の価値を考える時間が訪れる。同時に古い33本のハンガーについても。それは作業と言うより経験となり、これから何度も思い出すだろう。

結局、ハンガーはふたり分の洋服をかけるのには足らず、夫(モヒカン)のスーツ用には同じ無印レッドシダーの紳士用を、ボトム用にMAWAなどと定め買い足した。ハンガー代は小学生時代の小遣いの総額を遥かに上回ったが悔いはない。クロゼットはさらに洗練に近づき、わたしは自分の中のセコい部分を少し克服できたのだから。

  

猪木、橋本ともに忘れがたい名言が飛び出して何度見ても元気でるw

 

ちなみに無印良品週間を利用したことは言うまでもない。